芸能人移籍トラブル必至の声が…“新契約書”のお粗末な中身

公開日: 更新日:

新しい地図」の稲垣吾郎(46)、草彅剛(45)、香取慎吾(42)が、大晦日に放送される「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の年越しSPに出演するという。

 今年はこの“元SMAP”3人のテレビ出演に圧力をかけた疑いで、“市場の番人”公正取引委員会ジャニーズ事務所を注意したことが明らかになり、タレントの事務所移籍トラブルがクローズアップされた。その後、公正委がこうしたトラブルをなくすよう呼びかけたこともあり、大手芸能事務所で構成される業界団体「日本音楽事業者協会」(音事協)が契約書のひな型を改善する作業を進め、それが大詰めを迎えている。

 関係者によれば、従来は所属タレントが更新を希望しなくても、事務所の意向で一回に限り更新ができる条項があったといわれる。

 しかし新たな契約書のひな型では、同様の更新のケースではそのタレントの育成費用が回収できていない場合にほぼ限定されるという。

 またタレントが金銭補償を申し出て事務所と合意すれば、“移籍金”を事務所に払うことで契約を終了することができるなど、移籍時の選択肢も増えたといわれる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」