沢村一樹はポスト水谷豊?絶対零度は長期シリーズ化なるか

公開日: 更新日:

 そう期待するのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。そのカギを「沢村一樹が握っている」と、こう続ける。

「2000年代の2時間ドラマ『浅見光彦』シリーズ(TBS系)、直近の『グランメゾン東京』(同)での存在感、そしてこれまでのNHKの出演歴を見ても、リアルタイムの視聴率に直結する中高年層からの認知度は高い。テレビ朝日米倉涼子沢口靖子水谷豊のような存在になる可能性はあります」

 そういえば、水谷もかつて「浅見光彦」を演じていた。亀井氏は「事務所や本人の狙いは違うかもしれませんが」と笑うが、もうひとり、数字に貢献しそうな人物として、主要キャストから「本田翼」の名を挙げる。

「本田はネットではずっと演技力が酷評されていますが、それでも切れ目なく使われ続ける理由は必ずある。たとえば、ちょっとジャンルは違いますが、“深キョン”のように『動いている姿を見ていたい』という層は、本田にも確実にいます。それはきっと数字の下支えになる」(亀井徳明氏)

 日常がスタートするきょうも正月特番が並ぶ中で、連ドラの先陣を切る「絶対零度」。“月9の救世主”を証明し、長期シリーズ化への道を切り開くか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも