沢村一樹「絶対零度」は苦戦続くフジ月9の救世主になるか

公開日: 更新日:

 沢村一樹は奇跡を起こすか? フジテレビ凋落の象徴とまでいわれた「月9」で初めて主役を演じ、初回視聴率で10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、「コード・ブルー」以来1年ぶりの2桁発進。月9枠のトレンディーイメージとは真逆の、“暑苦しいオッサン”起用が奏功した格好だ。

 沢村が主演する「絶対零度」は今回が3シーズン目で、未来に重大犯罪を犯す可能性が高い危険人物をAIが予測し、犯罪を未然に防ぐために捜査する「未然犯罪捜査システム」がテーマ。過去2回は上戸彩主演で、1作目が最高視聴率18.0%、2作目が16.3%を記録した人気作。それなのに、あえて主役をすげ替えてまで第3作をスタートさせたのはなぜか。

「低迷が続いたフジのドラマに出演して“低視聴率俳優”の汚名を着せられたくないと、多くの俳優が出演を避けているんです。上戸彩もそのひとり。ヒット作で勝負したいフジとしては仕方なく上戸の翻意を諦めサイドストーリーのみの出演とし、新たに主役として沢村に白羽の矢を立てた。前2作より数字は落ちていますが、局内では上々の滑り出しとみています」(テレビ局関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方