著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ピエール瀧の復帰は早すぎか?「芸能界は甘い」に物申す

公開日: 更新日:

 コカインを使用して麻薬取締法違反罪で有罪判決を受けた「電気グルーヴ」のピエール瀧(52)が、今月下旬に映画の撮影に参加し、芸能界へ復帰する。その映画は、竹中直人山田孝之斎藤工の3人の共同監督作品「ゾッキ」で、3年の執行猶予付き判決が下ってから約8カ月での復帰となるわけだ。

 この映画の製作発表では、「出演者のことは秋に発表するので、ピエール瀧のことも答えられない」としていたが、翌日のスポーツ紙がすべて彼の出演を報じているので間違いはないだろう。

 当然ながら、「復帰は早すぎる」「だから芸能界は甘い」とさっそく批判の声が上がっている。こうした事件では長らく復帰は執行猶予が終わってからということが“慣例”になっていたので、そう感じる人も多いのだろう。しかし、執行猶予期間中でも何らかの仕事をして生活していかなくてはならない。自分がそれまでやっていた仕事ができるのなら、その方がやりやすいのは当然だ。

 ただ、芸能人はたくさんの人にアピールする特殊な職業であり、嫌だと感じる人は多くいる。そのため、テレビ、ラジオなどスイッチを入れるだけで簡単に目や耳に入ってくる媒体は困難だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」