ノムさんもバッサリ…痛快な“橋田無双”に秘められた温かさ

公開日: 更新日:

 橋田さんはほかにも、さまざまなことを週刊女性のコラムで指摘している。例えば、1月28日号では首相主催の「桜を見る会」について〈誰も納得のいかないやり口でシラを切り続けている安倍政権には、うんざりする思いだ〉とバッサリ。ホテルニューオータニの対応についても〈『橋田賞』授賞式および、そのパーティーの会場として毎年使わせてもらっているけれど、立食パーティーでも、ひとり5千円ではとてもすませられない〉と指摘した。

「週刊文春」(19年10月10日号)が“スクープ”扱いで報じた、えなりかずき(35)と泉ピン子(72)の「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)での“共演NG”の話も、もともとは橋田さんがコラムで明かしたものだ。

「希代のヒットメーカーだけあって、橋田さんには何事にも流されず、世の中の事象を見極めることができる確かな目があるのでしょう。その上で自分が納得できないことがあると、“これはおかしい”と歯に衣着せぬ物言いではっきりと指摘される。大御所だからできる面もあるかもしれませんが、今の時代にとても貴重な存在だと思います」(佐々木博之氏)

 テレビで「思い残すことはない」と漏らす橋田さんだが、まだまだ現役のまま無双ぶりを発揮していってもらいたいものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理