著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

たけしが最後の伴侶に…悪評ふんぷん18歳年下妻の“素顔”

公開日: 更新日:

 たけしのギャラはオフィス北野に入って、その後、元たけし夫人の会社と長男の会社に月々数千万円ずつ入っていたといわれている。そこから月に数百万円の“小遣い”をもらっていたようだ。

 世界の北野武監督でもあるたけしが、そんな状況では部外者の僕でも首をかしげたくなる。まあ、優しいたけしは「しょうがねえか」と無頓着だったかもしれないが、その状況を“カット”してくれたのが再婚相手ということだろう。むしろ彼女は率先して悪人を演じているような面がある。独立した後、彼女はたけしの仕事先でギャラの見直し、値上げを交渉していたとされる。業界では彼女の評判はあまりよくない。元いた事務所は衰退ぎみだし、離婚した元夫人も不機嫌にもなろう。ギャラの上がった仕事先もうれしいわけがあるまい。

 しかし、たけしにとってみれば、長年にわたってその両肩に背負ってきたものを下ろし、楽になれたといえる。実際、独立後、ひと言も口にしていなかった「映画をつくりたい」という言葉も、やっと自分の意思として明らかにした。いよいよ、やりたいことができると思えるようになったわけだ。今までこうした環境を整えてあげたいと思う人が彼の周囲にいただろうか……。

 僕は今回のたけしの再婚を「終活婚」と主張し続けているし、背景を知っているだけに支持している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因