著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、雑誌・テレビ番組・ウェブニュースにコメントを提供。次世代俳優の発掘・紹介に力を入れ、大手芸能事務所の新人オーディションで審査員を務めたこともある。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

10代にして演技に深み 山田杏奈が醸し出す知的な存在感

公開日: 更新日:

 ……というような印象を山田杏奈の演技に持っていたが、昨年、雑誌「日経エンタテインメント!」の取材で彼女に初めてインタビューして、彼女自身もプライベートでよくカフェに行ってコーヒーをブラックで飲むのが好きだという事実を知った。

 女優としては元気で明るい役柄を演じることも多いが、素顔の彼女は落ち着いていて、大人っぽい。取材では、言葉を慎重に選びながら丁寧に答えてくれて、知的な魅力を感じた。

 彼女は幼稚園に通っていた頃には図書館に行って好きな本を10冊借りて、あっという間に読んでしまう子供だったという。小さい頃からの読書習慣とさまざまな事柄に対する好奇心が、知的な存在感と演技の深みにつながっている。

 小さな喫茶店の片隅で、コーヒーを飲みながら文庫本を読んでいる彼女を想像すると、ハマり過ぎなくらいに、その風景が目に浮かんできそうだ。彼女は、そういうふうに情景の中にたたずむと絵になる存在感を持っている。ゆえに、映画やCMのクリエーターの創作意欲をかきたてる女優だ。

 ある映画プロデューサーによると、映画監督との話の中にも彼女の名前がよく出てくるという。女優・山田杏奈がどんな物語を描いていくのか、彼女の未来がとても楽しみだ。(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士