中国美女が耳元で悪魔の囁き 泥酔した僕はATMで全額を…

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■「オニサン!」

 内間です。突然ですが、僕は中国人が苦手でした。理由はメディアで得た中国人の気質の情報の影響ではありません。

 以前、飲み足りないなと一人で上野をふらついてると、呼び込みのお姉さんに声を掛けられました。

「オニサン! イチジカン、サンゼンエン!」

 普段なら、そんな誘い文句に乗らないのですが、この日は違いました。なぜなら彼女の瞳が奇麗だったから。ビックリするほど奇麗だったから。ジーンズとTシャツで呼び込みらしくない格好の彼女の話を聞くと、中国からの留学生で、大学へ通いながら生活費を稼がなければならないそうです。

 その時、僕の父性本能に火が付きました。力になりたい。資金面なら大丈夫!今日は「CR新海物語」で得た2万円がある。

 古い建物の2階にあるその店は薄暗く、カウンター席があるだけ。奇麗に化粧した中国人ママが明るく出迎えてくれ、彼女に「オニサンニ シツレイノナイヨウニネ!」。

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