著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

室井滋さんはオレも驚く令和の“奇人・変人”なのだ

公開日: 更新日:

 例えば、室井さんは富山県の出身で、そのせいもあり、地元でのお仕事もかなりあるそうなのですが、「ホラ、富山って地味じゃない……芸能人も私と柴田理恵ちゃんと(立川)志の輔さんしかいないじゃない」。

「えーっ! 確かに地味な県のイメージはぬぐえませんが、3人しかってどうして決めつけちゃうんです!?(と俺の心の声)」

「そしたらね、最近出てきたのよ、大関の朝乃山が」とどこか人気者の出現に面白くない様子が……。

「イヤ、キャラクターまったくかぶらないし、そもそも朝乃山は芸能人ではないですし……気にすることは(と心の声)」という具合なのです。

 誤解のないように言っておきますが、実にサッパリとしたイイ人です!! そのイイ人の中に「決して自分以外は信じない」という信念が共存しているからややこしいことになっているのだ。

 例えば、この時代に携帯電話はまだガラケーだし……。ま、それは個人の自由ですが、電気やガス、水道の公共料金は絶対に口座自動引き落としにすることなく、令和のこの時代にイソイソと郵便局の窓口に出掛けていくのです。それに対してひと言でも「でも、引き落としの方が便利ですよ!」などと言おうものなら、「あんなモノ信じちゃダメよ!!ハッカーとかネット詐欺とかで気がついたら全財産が通帳からダマし取られちゃうんだからねー」と烈火のごとく昭和40年代くらいの思想が牙をむいてくるのです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  2. 7

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  5. 10

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北