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平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

元サザン大森隆志さんロフトの活気を回顧「賃金交渉も」

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 新型コロナ禍でライブハウスが壊滅的な被害をこうむる中、サザンオールスターズが6月25日に横浜アリーナで「無観客配信ライブ」を行った。

 我らがロフトグループも、店舗を維持するために有料のライブ配信をやっている。しかし、本格的なロックのライブ配信はできてないし、聴視者も少ない。音楽家も新型コロナにビビっているところもあり、ライブにしても<密>を避けるために入場者を(キャパシティーの)3分の1にしているが、それでもお客さんは集まらない。

 そもそもライブハウスが<濃密な関係性>を避けつつ、ライブ(配信)をやっても、空振りの連続のような気がしてならない。それにしてもサザンの<3600円のチケット購入者が18万人。視聴者総計50万人>というのはスゴイのひと言。羨ましい限りである。

 そのサザンを2001年に退団したター坊(大森隆志さん)への質問はつづく。自分で言うのもナンだが、面白い!

 ◇  ◇  ◇

平野「(バイトをやっていた)下北沢ロフトにはすぐに溶け込めた?」

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