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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

GoToの今こそ見て欲しい「遠くへ行きたい」50周年SPの深さ

公開日: 更新日:

第1回放送での永六輔の言葉

 4日の「遠くへ行きたい」(日本テレビ系)を見ながらそんなことを考えた。「50周年スペシャル! 懐かしきニッポン再発見~前編~」と題して過去50年間を振り返るスペシャルだった。

「遠くへ行きたい。僕にとって故郷は帰るところではなく常に訪ねて行くところ」――1970年10月4日の第1回放送は永六輔のこんな言葉で始まった。

 上野駅から旅に出る永と同じ場所に集まったのは春風亭昇太、竹下景子、鈴木ちなみの3人。その後、場所を上野の老舗うなぎ店に移して50年を振り返った。なぜこのメンバーかは謎だが……。

「アノ大女優が!? 艶やかな旅姿」と題したコーナーでは福島・猪苗代湖周辺を旅する倍賞美津子(当時26歳)が電車に乗り合わせた女子高生に気さくに話しかける様子や梶芽衣子(同26歳)が岐阜・郡上で職人がはいているズボンを見て「これ、穴が開いてないけどトイレ行く時どうするの?」と尋ね、見せようとする職人に焦る様子など、女優の素の顔が出ていてとても興味深い。

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