著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

公人は理想を掲げ、子供に希望を与え、実務を現実的に行え

公開日: 更新日:

■他人の不幸や差別に目をつむってはいけない

 自分に利益をくれる人を大統領に選ぶ。それは選挙の基本だろう。生活がかかっている。しかしそのためにトランプを崇拝し妄信し、自己の利のためなら他人の不幸や差別に目をつむるのはよいのか。信じるあまり皆トランプと同化し、利己的であるのが新しい生き方のような風潮になってはいないか。

 カマラ・ハリス氏の演説は歴史に残るような名演説であった。昔はアメリカのトップはこういう理想を掲げるのが常であった。この4年間はそれが途絶えた。そして理想を「お花畑だ」「現実を見ろ」と揶揄する風潮がはびこった。違う。公人は理想を掲げよ。子供たちに希望を与えよ。そして実務を現実的に行え。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理