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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

松坂慶子の父は最後まで結婚反対し孫を見ることもなく他界

公開日: 更新日:

 世の男性を魅了した松坂は「恋多き女性」と呼ばれたひとり。結婚相手は注目の的だったが、選んだ人は無名のギタリスト・高内春彦氏。休養も兼ね松坂が滞在していたNYで出会い、恋に発展した。

■最後まで結婚に反対

 想定外の結婚相手にメディアも驚いたが、それ以上に驚かせたのが取材に対応した松坂の父親の言動だった。世田谷にあった家でメディアの取材に応じていた。応接間の椅子に座った父親はかっぷくが良く威厳を感じる人だったが、こちらが質問するまでもなく、いきなり高内非難が始まる。

「ギタリストかなんか知らんが、収入もないのに亭主ヅラして毎日、ゴロゴロしているだけ」と罵倒していた。それでもかたくなに結婚を貫く娘。いずれ和解するだろうと思われたが、父親を直接、取材した私は「許すとは思えない」熱量を父親から感じ取っていた。父親は頑固に結婚を許さず折れない。

 遺伝子なのか娘も父親を説得するどころか、かたくなに父を無視。その間、高内氏も一切、発言することはなかった。発言すれば、火に油を注ぐことになり、父親の激高が増すことがわかっていたのだろうと思う。

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