二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

婚約破棄に自殺未遂騒動に激ヤセ…宮沢りえの窮地は続いた

公開日: 更新日:

 ヌード写真集から1年後の1992年11月。19歳の宮沢りえと1歳年上の当時の貴花田の婚約が発表された。女優として無限の伸び盛りの時期。「親方夫人になれば、芸能活動は実質、引退」と懸念する声もあったが、お揃いのピンクの着物で会見場に座った2人は幸せに満ちあふれていた。

 翌年1月、事態は急変。週刊誌の「結婚破断」の報道を受け、2人は時間をずらしてそれぞれ会見。

「人生最高のパートナーになれなかった」(りえ)

「自分の愛情がなくなりました」(貴花田)

 明確な理由は明かさなかったが、2人の温度差、奥歯にものが挟まったような言葉を選んだ話に誰もが違和感を持っていた。会見が終わると「両家の間でなにかあったみたい」と記者同士は情報交換。婚約解消を持ち出したのは花田家側という説が大半を占めた。相撲を通しメディアとの友好的な付き合いで知られる花田家もこの話だけは固く口を閉ざした。

 真相にたどり着くのが難しいテーマのひとつが婚約破棄。離婚や不倫は時間の流れとともに「今だから話せる」と当事者が真相を語ることはあるが、結婚破談に関しては語られたケースはない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    春闘「下請け泣かせ42社リスト」大企業の賃上げは中小企業の犠牲で成り立つ

    春闘「下請け泣かせ42社リスト」大企業の賃上げは中小企業の犠牲で成り立つ

  2. 2
    2006年東大阪集団リンチ殺人事件 小林竜司死刑囚は「面会室ではにこやかで、話し方も丁寧だった」

    2006年東大阪集団リンチ殺人事件 小林竜司死刑囚は「面会室ではにこやかで、話し方も丁寧だった」

  3. 3
    犬かコヨーテか? テキサス州で保護された動物 DNA検査の結果で分かった正体

    犬かコヨーテか? テキサス州で保護された動物 DNA検査の結果で分かった正体

  4. 4
    米国で最も人気のある犬 31年首位「ラブラドルレトリバー」2位転落、王座を奪ったのは

    米国で最も人気のある犬 31年首位「ラブラドルレトリバー」2位転落、王座を奪ったのは

  5. 5
    大谷翔平WBCで旋風も品行方正すぎて惹かれない?清原和博のような“やんちゃ”は時代錯誤か

    大谷翔平WBCで旋風も品行方正すぎて惹かれない?清原和博のような“やんちゃ”は時代錯誤か

  1. 6
    日テレ「さんま御殿」NHKアナ大量出演は“青田買い”か? 夢の競演に隠された別の思惑

    日テレ「さんま御殿」NHKアナ大量出演は“青田買い”か? 夢の競演に隠された別の思惑

  2. 7
    三浦瑠麗氏の“セレブアピール”なぜ嫌われた? 夫逮捕でもオシャレに決める強心臓

    三浦瑠麗氏の“セレブアピール”なぜ嫌われた? 夫逮捕でもオシャレに決める強心臓

  3. 8
    ドルガバを着て顔に野心が透ける三浦瑠麗さんのこと、あたし好きだったんだな

    ドルガバを着て顔に野心が透ける三浦瑠麗さんのこと、あたし好きだったんだな

  4. 9
    株価大幅下落の今がチャンス!家計を助ける3月確定株主優待「食品・外食」など33銘柄

    株価大幅下落の今がチャンス!家計を助ける3月確定株主優待「食品・外食」など33銘柄

  5. 10
    「なにわ男子」主演映画の動員数で高橋恭平が道枝駿佑を逆転か メンバーの切磋琢磨で生じる懸念

    「なにわ男子」主演映画の動員数で高橋恭平が道枝駿佑を逆転か メンバーの切磋琢磨で生じる懸念