著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

メリー喜多川氏はスキャンダルからタレントを守り抜いた

公開日: 更新日:

 男性アイドルの出現は週刊誌の世界にも大きな影響を与えた。「明星」「平凡」を筆頭に芸能誌は彼らの特集をすれば売れた。女性誌はそうはいかない。芸能誌にまともに対抗しても勝てるはずもない。

 芸能誌が表の顔なら女性誌は裏の顔。スキャンダルにもシフトを敷いた。この動きを排除してきたのがメリー氏だった。

 仲良さそうにお茶を飲んでいただけでも「交際」と記事にしていた時代。「よくあんな嘘ばっかり書けるわね」と女優に言われたこともあったが、「有名税」でなんとなく許されていたが、ジャニーズには全く通用しない。フォーリーブスの江木俊夫の女性話だった。写真など決定的な証拠があるわけではない。事務所にあたると「どこにそんな証拠があるの」とメリー氏の話を伝えられ、記事のトーンも抑え気味になることが度々あった。

 記事のチェックも細かい。固有名詞の漢字を間違えれば(誤字)、広報を通じて抗議してくる。メリー氏は「こんな単純な間違いをする記事は誰も信じない」という一事が万事の考え方だと思った。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒