渋野日向子は「シード権喪失」崖っぷち…過去データからも全英後の挽回に高いハードル
【ザ・スタンダード ポートランドクラシック】
今年も日本勢の活躍が目立つ米女子ツアーは20試合を消化。ポイントランキング60位までの選手しか出られないツアー選手権までは残り11試合だ。
新人王争いでトップの山下美夢有(24)と2位の竹田麗央(22)は、ポイントランキングでも4位と3位。年間1位も視野に入る。同7位の西郷真央(23)もチャンスありだ。年間1位には100万ドル(約1億4800万円)のボーナスが与えられる。
ポイントレースといえば、「危ない」位置にいるのが88位の渋野日向子(26)だ。直近6戦5度の予選落ちと不調が続いているが、80位以内でシーズンを終えなければ来季はシード外となる。
25試合に出場した昨年は、予選落ち9回にトップ10入り2回で成績はサッパリだった。それでもその2回はポイントが高いメジャーの全米女子オープン(2位)と全米女子プロ(7位)だったので今季のシード入り(64位)を決めた。
17試合に出場している今年の最高位は全米女子オープンの7位。他のメジャーは予選落ち3回にシェブロンが44位。ビッグゲームでもポイントを稼げず、通常の冠大会もトップ10入りはゼロ。今もシード権キープに青信号はともっていない。