遠慮のない記者に辛口視聴者 容赦なく批判される俳優たち
                        
 ほとんどの主演作で損益分岐点を超えているが、アンケートで選ばれる「今年の映画俳優」では毎回ランク外。過去には記者から「ヒット作に飢えているのでは?」と、日本では考えられないような質問までされている。
 というのも、単独主演で大ヒットと呼べるのは09年の「チョン・ウチ」が最後。カン・ドンウォンは「毎回、損益分岐点を超えることを目標にしている」と答えたが、ソン・ガンホやイ・ビョンホンのような1000万人超えの“興行俳優”になりたくないはずがない。
 注目されていた「新感染半島」はタイミング悪く、コロナ禍の今年7月に公開。381万人の観客を動員してヒットしたが、前作の比ではない。カン・ドンウォンも撮影時は新型コロナウイルスなど考えもせず、大ヒットを予想していただろう。まさに「用心したって鳥のフンすら避けられないのが人生」。韓国ドラマのセリフのようだ。
 映画の中でゾンビと戦うカン・ドンウォンだが、本当に怖いのはゾンビやコロナではない。辛口ファンと遠慮のない記者ではないだろうか。                    

 
                             
                                     
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                