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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

SMAP独立騒動舞台裏…メリー氏は文春誌上で独自理論を展開

公開日: 更新日:

 ジャニーズに戻ったが、テレビ公開謝罪をケジメにした。グループの人気番組だったフジ系の「SMAP×SMAP」での謝罪は「公開処刑のよう」とまで言われ、指示したとされるメリー氏に非難の矛先が向けられた。そもそも騒動のきっかけとなったのは、メリー氏が「週刊文春」のインタビューを受けたことだった。

「スキャンダルを含め大半の事案は命令、指示するだけの人が自ら出てきたことに驚きでした。それも敵対視する文春。その土俵で自分の主張をすることに大きな意味があるとの判断でしょう」(芸能関係者)

 メリー節は全開。対峙した記者のひとりに聞くと、「聞きしに勝る迫力でした」と語っていた。独立騒動に対する反論は多岐に及んでいたが、問題と思える発言もあった。「SMAPは嵐との共演がないのでは」の質問に「だってSMAPは踊れないじゃない」と一喝したのだ。衝撃的な言葉だ。

「事務所の屋台骨を支えた人気グループを公に非難するとは。思ったことをズバッという人でも、歌と踊りは弟のジャニーさんが教え込んできた基礎。それを下手というのはジャニーさんも否定するようなもの」(前出の芸能関係者)

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