著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

東山紀之は結婚報告会見で妻・木村佳乃の名を出さなかった

公開日: 更新日:

ジャニーズのルーツ編(13)

 ジャニーズ事務所副社長時代のメリー喜多川氏を「冷血漢」という業界関係者がいた。冷血漢とは“人間らしい温かみに欠けている”という意味だ。話をこう続けた。

ジャニー喜多川氏が愛情いっぱいに育てた少年たちを厳しく指導してきたのがメリー氏。弟のアメに対し、姉はあえてムチになったと思う。批判的な声が出ても、信念を曲げずに徹底してきたことは逆に凄い。アイドルビジネス成功はメリー氏の冷血漢ぶりがなくしてできなかった」

 厳しい姿勢の大半はタレント教育に向けられていたと思う。

「結婚したいなら、事務所を辞めてからにして」と言っていたメリー氏。タレントが適齢期を迎えるにつれ結婚は徐々に認めるようになったが、いまだに公に披露宴を開いた者はいない。おそらく、元フォーリーブスの青山孝の結婚披露宴にジャニー氏と一緒に出席したのが最後だと思う。余談だが、芸能人の結婚式が高視聴率を取ることからテレビ局の優良コンテンツだった昭和木村拓哉工藤静香の結婚式が中継されていたら、50%を超える視聴率も夢ではなかっただろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲