1月期は連ドラが3本 “入れ替わり”ドラマなぜいつもウケる

公開日: 更新日:

 これまでも、タイムスリップものでは、TBS系は日曜劇場で「テセウスの船」「JIN―仁―」をヒットさせているし、NHKは「アシガール」「いいね!光源氏くん」とコメディーを得意としている。フジテレビ系の「信長協奏曲」は、高校生が戦国時代に迷い込むだけでなく、織田信長に成り代わるという二重の仕掛けで楽しませた。

 スイッチものでは、「民王」「椿山課長の七日間」(テレビ朝日系)、「パパとムスメの7日間」(TBS系)などがあり、船越英一郎舘ひろしといったこわもてが、入れ替わって女性となった自分の肉体に戸惑う場面が笑わせた。

 さて、「天国と地獄」の今後の展開はどうなるのか。謎解きは奄美大島の「太陽と月の入れ替わり民話」がヒントになっていて、刑事の望月彩子(綾瀬はるか)が「満月」、サイコパスの日高陽斗(高橋一生)が「太陽」という設定のようで、キーワードは月食と日食だろうか。

「日高と入れ替わった望月が追いつめられるこれまでは、月が消える月食編で、後半は太陽が消える日食編になって、日高がピンチになるのでしょう。ポイントは、いずれも地球との位置が関係しているということです」(前出の放送作家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲