著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

結婚も退所も反対せず…V6解散に見るジャニーズの“解放感”

公開日: 更新日:

 ジャニーズの人気グループ「V6」の解散が発表された。ファンや多くの人たちが“ビックリ”という印象だという。ジャニーズのファンは「V6だけは解散しないと思っていたのに……」という感覚でいたらしい。

 ただ僕は、時期は別にして彼らの解散は“当然の帰結”だと思った。

 今年でグループの結成から26年になるのだ。リーダーの坂本昌行は50歳を迎える年になる。アイドルと言っていいのか、とさえ思える。森田剛が42歳で、その森田が事務所を辞め、ひとりでやっていきたいと言い出した。それが解散への流れとなった。

 ジャニーズ関係者に聞いたのだが、アイドルグループがいったんブレークしたら、ファンは10年間はついてきてくれるようだ。そして次の10年間は、メンバーそれぞれの希望や適性を見てソロ活動を展開していく。V6はその節目の20周年をとっくに終え、昨年で25周年を迎えた。コロナ禍ということで記念ライブは配信ということになったが、僕は25周年をやったアイドルグループを他に知らない。事務所にとって功労者以外の何物でもない。4年後に活動“休止”中の「嵐」ができる可能性はあるかなと思う程度だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発