不撓不屈の若大将・加山雄三 回復復帰し84歳誕生日に新曲
「とにかく自分で努力するしかない。ようし、俺は頑張るぞ。意地でも治そうって」
誤嚥による嘔吐で救急搬送され、芸能活動を休止していた加山雄三(83)はそう言って、リハビリに奮闘した心境を語った。約7カ月ぶりに出演したテレビに流れた映像では、滑舌に多少の難があるようだが、しっかりとした足取りで登場し、84歳の誕生日である4月11日に新曲「紅いバラの花」を配信リリースして活動を再開すると語った。
救急搬送された昨年8月はその前月、自粛期間明けに逗子マリーナで無観客ライブを行っていた。さあ、またやろうと舞台に上がったのだろうが、その後、食後に水を飲んだ際に繰り返し吐き、経過観察となった入院先の病院で軽度の小脳出血が見つかったという。
「(2019年に)脳梗塞で(入院した)ときは右の半分をやられてね。それから左半身の肩が痛くなくなったり、少し感じなくなったり、これが脳梗塞だなって思っていたんですけど、それで2カ月後ぐらいになってきたら、こっち(左)側の脳内出血。今も回復具合は70%くらい」
などと振り返った。スポーツ紙芸能デスクが言う。