菅田将暉「コントが始まる」は令和版・ふぞろいの林檎たち

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 そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「菅田さん、神木さん、仲野さんのビジュアルや演技は、70年代日テレの“俺たち”シリーズや、80年代TBSの『ふぞろいの林檎たち』を見ていた層にこそ刺さるはず」と、こう続ける。

■中高年にこそ刺さる

「このメンバーで、冒頭のコントをドラマ終盤で回収するという構成なら宮藤官九郎さんの脚本で見てみたいなと思ったりもしたのですが、実際に見てみると“群像劇”として単純に楽しめました。若い頃を振り返りたくなるとか、育つものを愛でたくなるとか、50代を過ぎると、そういうのありますよね。“非アイドル”の演者さんたちの演技合戦も見もの。特に仲野さんが演じるキャラクターは、〈こんなヤツいたなあ〉と思わせる説得力があって、注目しています」

 仲野といえば、ちょっと前のマクドナルドのCMでキムタクの後輩サラリーマン役を演じ、いい味を出していた。若年層の支持は、意外や菅田を上回るかもしれない。

 24日放送の第2話では中村倫也(34)、芳根京子(24)が登場。旬の俳優を揃えた若者向けドラマに見えても、実は朝ドラ好き世代向けドラマだったりする?

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