芸能界で話題もちきり“五輪中止論” たけしがスルーの背景

公開日: 更新日:

 放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう話す。

「たけしさんや松本さんなどの大物芸能人の発言の影響力は絶大です。しかしテレビの場合、どうしてもスポンサーとの関係は避けられない。本人たちはそこまで気にしていないかもしれませんが、プロデューサーや所属事務所などの周りがスポンサーに配慮や忖度を働かせることはあるでしょう。しかし、それはそれとして、芸能人が声を上げていくことは必要だし、大切なことだと思います」

 小田桐氏は続ける。

「以前に比べたら、芸能人やアスリートが政治的な発言をする機会は増えた印象です。さらに多くの人がコロナ禍での五輪開催に疑問を持っている今、影響力のある芸能人がそれを代弁するのは当然のことです」

 開催が刻々と迫る中、芸能界からも異論百出の東京五輪。果たして、どういう結末を迎えるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学