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本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

オール阪神・巨人の凄さを実感…長尺漫才でもカンペなし

公開日: 更新日:

 番組の趣旨が“何分の漫才ができるか”なので漫才部分は編集できません。作家として、早急に言い換えを考えねばと思っていたところへ、プロデューサーが「いや~おもしろかったです! 私が12枚始末書を書きますので本番もこのまま行ってください」と信じられないGOサインが。

 そして迎えた本番、順番を間違えたり飛ばしたりすることも考えられるので、「きっかけのセリフだけでもカンペに書きましょうか?」と伺うと、巨人さんが「それはそれでおもろいやろから、このままいこ」、阪神さんも「なるようになるさ~!」ということで、なにも用意せず本番に臨みました。

 結果は、全編通して1カ所も間違うことも、飛ばすこともなく、70分を超える漫才でお客さんは笑いっぱなし。「阪神巨人さんは凄い!」と改めて実感した出来事でした。

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