ヒットドラマに及川光博あり!「半沢直樹」に続き「ドラゴン桜」でも好演

公開日: 更新日:

 TBS系日曜劇場の連続ドラマ「ドラゴン桜」(第2シリーズ)は最終回の視聴率が20%超えの20.4%でフィニッシュした。阿部寛演じる桜木建二が吐く、「バカとブスこそ東大を目指せ!」というセリフは強烈なメッセージだった。コンプライアンス的に大丈夫かという気もしたが、見方を変えれば、コンプラ時代へのアンチテーゼでもあった。

 阿部、阿部の教え子で弁護士の長澤まさみ、龍海学園東大専科の生徒らの熱演が高視聴率につながったわけだが、15.4%だった9回目と最終回を盛り上げたのは及川光博だった。

 ミッチーは龍海学園の教頭として第2シリーズから出演した。龍海学園の再開発を巡って、現理事長を演じる江口のりこと、前理事長で江口の父親を演じる木場勝己が激しく対立する。ミッチーは阿部と江口にくみしながら、実は木場のスパイで最後の2話で寝返って理事長に就任、最後はどんでん返しがあって裏切り者として醜態をさらす。それをキザが服を着て歩いているようなミッチーが好演し、クライマックスに向かってアップした視聴率に貢献した。

 ミッチーがこの枠に出演したのは昨夏の「半沢直樹」以来(2013年版にも出演)。その前は19年10月期の木村拓哉主演「グランメゾン東京」がある。ミッチーは堺雅人演じる半沢と同じ銀行に勤務する同僚を演じ、行内で情報収集し、ピンチの半沢を土壇場で救った。「半沢直樹」の最終回の視聴率32.7%は紅白歌合戦を除く20年のトップ。ちなみに「メゾン」も最終回16.4%を記録した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償