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森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

読売テレビ解説委員長の痛烈な「小室圭さん批判」はなぜ急に鳴りを潜めたのか

公開日: 更新日:

 元婚約者が母親にただ会ってお礼の言葉をもらいたいだけなのか、その先があるのかについて疑問を述べる山下氏に同調した発言のように聞こえた。

■甲斐性なしと小室さんを批判していたのが一転

 そもそも、山下氏のコメントのどこを「推測」だと指摘しているのか、基本的なことがまったくわからないままの発言であった。

 高岡氏はこれまで、「400万円の返済ができる、できないの人が、他所の人の娘さんを(略)奥さんとして迎えて食べさせていけますということ(を言えないのではないか)。一般の人として見ればどうなのか」(「ミヤネ屋」20年11月30日)と、小室さんの「甲斐性のなさ」を痛烈に批判してきた。

 小室さんの長髪についても、「日本に帰ってくるとわかった時点で、向こうの航空会社から、だいたい今どきネットで自分が日本で、どない思われてるかわかってるわけですよ。(略)一般人だけれども、帰ってどういう扱いされるかがわからんような人間であったら困るんじゃないですか? もうニューヨーク散髪屋開いてますよ。行ったらいいじゃないですか!」と揶揄してきた(「今田耕司のネタバレMTG」21年10月2日)。

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