著者のコラム一覧
森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

小室圭さん宅前に報道陣ベタ張り…これは私人へのメディアスクラムだ

公開日: 更新日:

 小室圭さん(30)の帰国後、隔離期間が明けてから横浜市内にある小室さんの自宅マンション前に、50人ほどの報道陣が詰めかけている。12日は、TBS系「ゴゴスマ」や、フジテレビ系「イット」が生中継まで行っている。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)
 
 小室さんは、眞子さま(29)との結婚とその準備、眞子さまの引っ越し・ビザ取得のサポート、さらには母親と元婚約者のトラブルの仲介などのために一時帰国した。いずれも私的なことである。マスメディアは小室さんの自宅前にベタ張りし、その行動を逐一、読者・視聴者に伝える必要があるのだろうか。

 同日夕方、フジテレビ系のニュース「イット!」では竹俣紅アナウンサーが次のように伝えた。

「小室圭さんの自宅前です。小室さんは今日から外出ができるということで報道陣が集まっています。自宅周辺は今も警察官が警備に当たっています。先ほど午後1時40分ごろには制服ではなくスーツ姿の警察官3人が現れまして、今は3、4人の警察官が行き来しています」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較