「ごくせん」「デカレンジャー」好演さいねい龍二さん 広島で農業と芸能活動の二足のわらじ

公開日: 更新日:

 なぜ広島に戻ったのか?

「7年前の5月、母が胃がんを発症し大手術をしたんです。術後、担当医から『5年生存率は50%』と。それで『広島に住みながら芸能活動を続けよう』と決断しました、おかげさまで母は今も健在です」

 自宅から世羅町まで高速道路を使えば車で2時間弱。かなり遠いが通えない距離ではない。

 生まれは東広島市。どうして世羅町へ?

「僕が大学進学後、建設会社を経営していた父が『健康的な田舎暮らしをしたい』と、農家と畑を買い取ったのがきっかけ。一時、ワイン醸造用と一般販売のブドウを栽培していたのですが、洋食の元シェフだった兄と僕とで後を継ぎ、付加価値の高い米と野菜にシフトしたんです」

 米は人気銘柄のコシヒカリ。実家横の作業小屋に乾燥機を持ち「さいねい米」のブランドで販売している。

「丹精込めて栽培しても、農協に持ち込むと他の農家さんの米と混じってしまい、ウチの米の良さを味わってもらえません。それで、手間はかかるのですが自家乾燥にしました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?