菅田将暉&小松菜奈にみる人生設計の堅実さ…“さとり世代”の結婚観が垣間見えた

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 そこには「結婚をする」ことがゴールなのではなく、「この人と結婚したいと思える相手を見つける」ことをゴールにしているかどうか、というさとり世代の堅実さと現実的な考え方が垣間見える。

■同じ場所で生きる者同士の結婚

 菅田と小松は共に直筆のメッセージで「出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります。人生を共に考え進んでいくこと、とっても楽しみです」と述べていた。これは同じ仕事をしているお互いに対するリスペクトを前提とし、絆を深めてきたことがうかがえる内容ともいえる。

 自らを商品し、身一つで勝負する彼らにとって、同じ場所で戦う者同士の「同志感」は、この先も変わらず自分で仕事を続けるためにも必要な要素になり得たのかもしれない。

 結婚発表直後、15日深夜のニッポン放送「菅田将暉のオールナイトニッポン」の生放送の中で、菅田は、「(結婚は)自分の人生と向き合っていくきっかけになるんだなとすごく思いましたし、そんなきっかけを作ってくれた、小松さんには感謝しております」と述べた。それは小松が自身の人生に豊かさと彩りを与えてくれた存在であることも感じさせる言葉であった。

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