ファンは“萌音ロス”を警戒…NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」苦戦は人気の裏返し
今月1日にスタートしたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が苦戦している。初回の世帯平均視聴率が17%を割り、その後も15%前後を行き来している。本作は「NHKのラジオ英語講座」を題材に、上白石萌音(23)、深津絵里(48)、川栄李奈(26)の3人のヒロインが、昭和、平成、令和の3世代を紡ぐ100年の家族の物語。
「今回、低視聴率を招いているのは『エール』や『おちょやん』など、戦時中や戦後の困難な時代を描く朝ドラがしばらく続いたため、視聴者が同じようなテーマに飽きていることがひとつ。それと“朝ドラ史上初”のヒロイン3人態勢にも原因があるとみられています」(NHK関係者)
現在は「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)などで主演を務め、高視聴率を稼いだ上白石がヒロインを務めているが、間もなく深津にバトンタッチする。「どうせ萌音ちゃんがいなくなっちゃうなら……」と“ロス”を警戒して最初から見ないファンもいるという。挽回策は“安子”の回想シーンを増やすか、上白石を途中で再登板させるしかなさそうだ。