人気の日テレ「オモウマい店」は100軒あたって放送可能が1軒 低予算と苦労はハンパじゃない!

公開日: 更新日:

 日本テレビ系バラエティー「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(火曜夜7時)は、やたら大盛りにしたり、おかずをいくつもサービスしたがる飲食店の熱い店主が登場して人気だが、制作スタッフはオモシロい・ウマい・安い店探し、店主に密着、大盛り料理撮影、低予算と苦労はハンパじゃない。

「スタッフは20人ほどで、店探しはホームページや投稿などであたりを付け、ディレクターが1日5軒くらい回って実際に食べて、本当に大盛りか激安かなどをチェックして決めます。でも、放送までいけるのは100軒当たって1軒ぐらいです」と、番組を制作している中京テレビの関係者は明かす。

 撮影に入ってからも、店主らにいつも通りに仕事をしてもらうため、あえてインタビューのような質問はせず、カメラワークも客の目線で撮る。細かい打ち合わせも演出もないので、ときに店が忙しくなって番組スタッフが手伝っても、それも店の大変さとして放送する。取材交渉をそのまま流したこともあった。芸人やタレントが有名店を訪れて、「うま~い」「やわらか~い」を連発するだけの旅グルメ番組と違い、「ウソっぽくない」のが人気なのだ。ただ、仰天料理が見せどころのひとつなので、そこだけは料理映像が得意のベテランカメラマンが担当しているという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋