著者のコラム一覧
中田早苗あんしん漢方薬剤師

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

急増する「6月病」は「5月病」とは違う? “よくある不調”は危険サイン…梅雨時の体のSOSを見逃さない

公開日: 更新日:

 4月に部署が変わり、慣れない業務や人間関係に追われながらもなんとか5月を乗り切れたC男さん(38=当時)。心配していた5月病のような不調もなく、連休が明けても順調に仕事をしていた。

 ところが、6月に入ってしばらくした頃から朝起きるのがつらくなった。十分に寝ているつもりなのに疲れがとれず、仕事の集中力も続かない。帰宅後に家事をする気力も残らず、休日は寝て過ごす日々。家族からも心配されることが増えた。

 最初は「梅雨だから気持ちが落ち込む」「年齢のせいで疲れがとれない」と考えていたC男さんだが、食欲が落ち、些細なことで涙を流すことも増えたため、医師に相談した。そこで告げられたのが、いわゆる「6月病」の可能性である。

■「5月病」と「6月病」の違いとは

 5月病も6月病も正式な病名ではなく、新生活や異動、昇進、転職などによる環境変化のストレスが蓄積し、心身の不調があらわれる状態を表す言葉として使われている。

 5月病は、主にゴールデンウイーク明け頃に起きる心身の不調を指すことが多い。一方、6月病は「5月を乗り切って安心した後」に、蓄積していた心身の疲労が表面化して不調が出るのが特徴だ。

 さらに、6月は梅雨や台風の影響で気温や気圧、湿度の変化が大きな時期でもある。こうした変化は自律神経のバランスを引き起こし、だるさや頭痛といった身体症状だけではなく、集中力の低下や不安感というメンタル面の不調にもつながりやすい。

 つまり、5月病と6月病は症状そのものに明確な違いがあるわけではない。ただし、6月病は疲れの蓄積だけではなく、6月独自の気候変化による自律神経の乱れによっても引き起こされる点が特徴だ。そのため、環境変化がなくても自律神経の乱れが原因で心身の不調を感じる可能性があるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離