増位山太志郎
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増位山太志郎元大相撲力士

1948年11月、東京生まれ。日大一中から一高。初土俵は67年1月場所、最高位は大関。引退は81年3月場所。引退後は日本相撲協会で審判部副部長を務めた。74年「そんな夕子にほれました」、77年「そんな女のひとりごと」などがヒット。画家として二科展入選の常連。「ちゃんこ増位山」(墨田区千歳)を経営。

<15>サックスを独学で習得!スマホのサイトが僕の先生です

公開日: 更新日:

■手先を動かすのは中高年の健康にもいい

 機会があったら、お披露目の演奏会でもやったらと言われることもありますが、サックスは自己満足でやっているから考えてません。ただ、テナーをやる前に、アルトサックスで一度だけ、テレビで「雪が降る」を吹いたことがあります。

「BS日本のうた」でサックスを吹いている近藤淳さんという方がいて、その方のYouTubeをよく見ていました。それで収録の音合わせの合間に「見てますよ。この間、セルマー買ったよ」と近藤さんに声をかけたんです。そうしたら「ぜひ増位山さんの曲をやりましょう」ということになって、ソプラノとアルトとテナーで「そんな女のひとりごと」を吹いてくれました。うれしかったですね。

 手先を動かすのは健康にもいいから、興味がある中高年の方は、今からでも始めてみてください。=つづく

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

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