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SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

坂上忍の「毒舌」はなぜ嫌われる? 不快と支持の境界線は…専門家に聞いた

公開日: 更新日:

 元レギュラーだった小籔千豊(48)は、「坂上さんが明らかに嫌な顔をしていて心が折れるときがある」と言及したこともある。坂上は「自分と同意見であること」を強要する傾向があるが、それは自信のなさの表れと言えるかもしれない。

 一方、同じ毒舌芸能人のマツコ・デラックス(49)、有吉弘行(47)は今もレギュラー番組に事欠かず世間からの支持や人気も安定している印象だ。山根氏はマツコや有吉と坂上の毒舌の違いについてこう指摘する。

■不快感を抱かせないマツコと有吉

「マツコさんや有吉さんが不快感を抱かせないのは、言っている本人たちにためらいがない、本音で思って言ってくれていると感じられるからです。あの毒舌からは自分も毒は吐くけど、相手が毒を吐くことも許容する、心の底では人類愛のような深い愛情の持ち主であることがうかがえます。しかし坂上忍さんからは、相手に毒を吐かれることは許容できないというスタンスを持っているように見受けられます。子役という特殊でかなり厳しいダメ出しをくらう環境で育ってきたことも何らの影響を及ぼしているのかもしれません」

 坂上は今後は動物の保護活動に注力していくとのことだが、動物への愛情豊かな人としての評価も高い。毒舌キャラという不一致な自分を脱し、動物の保護活動を通して本来の自分へと戻るタイミングがやってきたのかもしれない。

(取材・文=SALLiA)

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