著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<120>ドン・ファンの資産は凍結されたが…アプリコの運営資金1億円弱が早貴被告らに流れていた

公開日: 更新日:

「いごん」の文言通りであれば、野崎幸助さんの遺産は田辺市に入るから、遺言書を家庭裁判所に提出したMにはうまみがないように見えるが、果たしてそうなのだろうか?

 ここからはあくまで推測であるが、M側から早貴被告側や市側に「田辺市を受取人にして他の遺族を排除すれば、遺産分割はスムーズにいく」と持ちかけた可能性が考えられるのではないだろうか。

 その見返りとして謝礼が支払われたと推測すれば、少なくない交通費をかけてまで、Mの弁護士がわざわざ東京から田辺にまで来た理由も説明がつくのではないか。

 後で判明して驚いたのは「遺言書」を提出した申立人がMではなく、その代理人の弁護士であったという事実だ。一般には遺言書を受け取った者が検認を申し立てることが多く、その代理人が申立人になっているのは大きな謎である。なぜMが申立人にならなかったのかは、今でも不明だが、もし訴えられたら裁判に出たくないのが理由だとしか私には考えられない。マスコミ各社がMに取材をかけたらしいが、彼は全て取材拒否を貫いているので事情は分からない。

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