「いかりや長介にしか見えない」遠藤憲一が華麗に転身できたワケ

公開日: 更新日:

 ところが、いざドラマが始まると〈まるでカトちゃんそのもの〉と勝地の高い演技力を賞賛する視聴者が後を絶たなかった。

「主演の山田さんをはじめ、本当に皆さんに拍手を送りたい気持ちです。あのドリフターズを演じる、しかもコントまで完全に再現となると、役者の皆さんのプレッシャーたるや、どれほどのものだったのか……特にエンケンさんこと遠藤さんの体の張り具合は凄かった。あの伝説のお風呂コントの完璧な再現度は抱腹絶倒でした」(前出のキー局関係者)

 お風呂コントとは、ドリフのコントの中でも人気が高い「威勢のいい風呂屋」のこと。遠藤は風呂屋のセットの中で他のメンバーにもみくちゃにされ、二度も湯舟に沈められる。全身ずぶ濡れになっての大熱演だった。

 これにはネット上も〈もうダメ、どこから見ても長さんにしか見えない〉〈エンケンさんの長さんの再現度が凄い〉と大喜び。表情、仕草、間合い、そして声。長さんに完璧になり切った遠藤の演技には、視聴者も驚きを隠せなかったようだ。

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「長い間、悪役ひと筋だったエンケンさん。固定観念がついてしまって同じような役柄を演じ続ける役者さんも多い中、エンケンさんは見事に“殻”をぶち破った。ここまで華麗に転身できたのは、マネジャーである奥様の売り込み手腕が素晴らしかったことと、何よりやはりエンケンさんの演技力があったからこそ」と話す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  5. 5

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  1. 6

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  2. 7

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  3. 8

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 9

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  5. 10

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道