眞子さんの思いと肉声を日本国民は最後まで聞けなかった

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 例えば、あれほど批判を受けたら、どんな人だって反論したいはず。少なくとも間違っている箇所を指摘したうえで訂正させたいと思うだろう。しかし、基本的に皇族は反論しない。もちろん反論する権利はあるが、皇族が反論すれば影響が大きく、言論活動をゆがめる可能性があるからだ。そこで皇族を代弁するかたちで、2007年から宮内庁がホームページに「皇室関連報道について」というサイトを立て、主に週刊誌が誤った報道をしたら誌名を挙げて反論するようになった。

 なぜ週刊誌かといえば、宮内記者会(宮内庁にある記者クラブ)には大手主要新聞社と通信社、それにテレビ局が加盟しているが、週刊誌は入っていないからだ。戦前の宮内記者会は新聞社と通信社で、戦後になってテレビ局も加わったが、ゲリラ取材を得意とした週刊誌はウサンくさいと思われたのか加盟できなかった。加盟社なら、もし問題になるような報道をすれば出入り禁止にできるから、宮内庁の意図に反する報道はしない。もっとも「大本営発表」のような報道しかできないから、皇室ファンでなければ読まない。週刊誌はそれに縛られないから、勝手に報じる。ということで、もっぱら宮内庁の反論の対象は週刊誌の記事ということになる。

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