嵐・松本潤「となりのチカラ」2ケタ発進も…矛盾だらけの設定をねじ伏せられるか

公開日: 更新日:

 さらに、住人がカーテンを全開で生活している防犯意識の低さも気になる。

 ヒットメーカーである遊川氏の脚本には、そういったツッコミをねじ伏せる力があるため、SNS上では住居侵入や危機管理を問う声はあまり見られない。むしろ、虐待や認知症、外国人の労働や少年犯罪と、マツジュン×遊川氏のタッグがどう向き合うのかが注目されている。

 同作で松本の俳優としての幅を見たというエンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう話す。

「昨年末の『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズのドラマ映画では、ユーモアあふれる有能弁護士を演じ、年が明けた今作では優柔不断な2児のパパ。短期間で見せた役のギャップは、嵐が活動を休止し、ソロタレント2年目となったタイミングにふさわしいかもしれません」

 来年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」の主役。いい形でバトンをつなげたいだけに、1ケタ視聴率は避けたいところ。マツジュンの“チカラ”を信じたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ