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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

渡部建にTV局は冷ややか、東出昌大は事務所に見捨てられ…復帰への苦闘はまだまだ続く

公開日: 更新日:

「渡部がいなくてもバラエティーは困らない。むしろ、起用して受ける批判などのデメリットのほうが大きい。今のテレビ界で、いないと困るのは明石家さんまぐらいでしょう。渡部の代わりはいても、さんまの代わりはいない」(テレビ関係者)

 俳優や歌手は個性とキャリアでテレビにこだわることなく、映画やコンサートで復帰できるが、タレントは不特定多数の人が見るテレビが主戦場。「アパホテル俳優」のように笑いで消化できればいいが、渡部の場合、ネタどころか、触れることもタブー。「復帰したい」本人の気持ちと、「夫を支える佐々木希夫人の気持ち」をくむように事務所が尽力したが、世間も業界も依然、冷ややかだ。

 一方、東出は事務所から「私たちが感じたものは怒りというより徒労感」と理由を明かされての解雇だった。不倫発覚で妻の杏から三くだり半を突き付けられ離婚。事務所は俳優として巻き返すチャンスを与えたが、脇の甘さは変わらず。映画のロケ先のホテルに交際中の女性を呼び寄せ3泊していたことが再び「文春」で発覚して万事休す。バッシングの集中砲火を浴び、事務所も堪忍袋の緒が切れたように異例の解雇声明を発表した。

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