二宮和也&多部未華子「マイファミリー」好発進も反応は微妙…考察系ドラマそろそろ限界?

公開日: 更新日:

 嵐・二宮和也(38)が主演する日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)の初回が10日に放送され、世帯視聴率は12%台、個人視聴率7%台を記録し、同時間帯トップに躍り出た。

 脚本は、日曜劇場の人気作となった2019年放送「グランメゾン東京」や21年放送「TOKYO MER~走る緊急救命室~」を手がけた黒岩勉氏が務めている。初回放送後、ネットでは<手に汗握る展開もあり見応えは抜群><ニノと多部ちゃんの流石の演技力に引き込まれた>などの声が上がり、ツイッター世界トレンドでも1位を獲得。

 出足は上々のように見えるが、<誘拐物は前クールの『真犯人フラグ』でお腹いっぱい><考察系のドラマはもう見飽きた><日曜劇場好きだったのに、駄作が続いてる>と、辛辣な意見も聞こえてくる。

■日曜劇場では決して高くない12%台の視聴率

「Tverなどの見逃し配信などで視聴する人も多いので、視聴率は当てにならないという声もありますが、日曜劇場は時間的にも、リアルタイムでお茶の間に最も見られるドラマといっても過言ではありません。そんな中で『マイファミリー』初回視聴率の12%台は、歴代の日曜劇場の中では決して高い方ではありません。評価が低かった前作の『DCU』ですら16%台をマークしていましたから。初回は様子見でとりあえず見た人もいますが、当然これから脱落していく人も出てきます。だからこそ、『初回にどれだけ見てもらうか』が鍵になりますが、前クールでも似たような誘拐考察モノである『真犯人フラグ』がありました。『またか』という飽きというかマンネリが初回視聴に繋がらなかったとも考えられます」(民放ディレクター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも