著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

アキラ100%も服を着て出演中 春の連ドラにワンサカ「芸人俳優」を一気に採点!

公開日: 更新日:

 春ドラマは何やら芸人俳優の存在が目立つ。レギュラーはもちろんゲスト出演も多く、ちょっとした違和感を抱えながら見なくてはいけないから厄介だ。

 もっとも、さかのぼればあの森繁久弥や渥美清、石倉三郎や片岡鶴太郎も元は芸人。でんでんイッセー尾形は「お笑いスター誕生!!」出身だ。他にも大物、中堅、いっぱいいる。そもそも芸人はコントを演じることには慣れているし、彼らはいろんなところでネタにしてくれるので、宣伝にもなる。いいことずくめだ。

 広瀬アリス主演「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系、月曜22時)にはほっしゃん。じゃなかった星田英利もいるが、注目は飯豊まりえ不倫相手役のアキラ100%。裸にお盆ではなく、ちゃんと服を着ているので気づかない人が多いかも!?

 ついこの前までの「おじさんが私の恋を応援しています(脳内)」(TOKYO MX)でもOLの脳内に住みつくおじさんの重要な役どころを好演。一発屋で埋もれるよりは俳優をやっていくべき。素質は松・竹・梅の松といったところ。

飛び道具扱いのゆりやんレトリィバァは竹

 上野樹里主演「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系、火曜22時)で1番人気のカリスマヨガインストラクター役を演じているのがゆりやんレトリィバァ。得意な英語交じりのしゃべりがツボ。だが、あくまでも飛び道具的扱いなので、竹。

 大竹一樹主演「よだれもん家族」(テレ東系、日曜11時)。毎回お取り寄せを家族で食べるお話でコントの延長のようなもの。懐かしのコント番組「大石恵三」を思い出した。大竹だけに竹。

 二宮和也主演「マイファミリー」(TBS系、日曜21時)。神奈川県警捜査1課長吉乃を演じているのがサンドウィッチマン富澤たけし。そもそもコワモテだし声も渋いが、いつ「ちょっと何言ってるかわかんない」が出てくるかと気が気じゃない。竹。

修行僧演じる岡部大は梅

「しろめし修行僧」(テレビ東京系、金曜24時12分)の主演はハナコの岡部大。「しろめしに合う最高のおかずとは何か」を求めて各地を巡る修行僧・米田たくあんを演じる。見た目と食いっぷりはいいが、演技もまだまだ修行が必要。梅。

 ゲスト出演では山田涼介主演「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」(テレビ朝日系、土曜23時30分)の初回ゲストでビール会社営業部の本部長役で登場したのが錦鯉の渡辺隆。錦鯉は長谷川が目立ちがちなので、渡辺は中間管理職専門俳優として活躍して欲しい。松。

 今田美桜「悪女(わる)」(日本テレビ系、水曜22時)には阿佐ヶ谷姉妹の姉、渡辺江里子とハリセンボンの近藤春菜が出演。どちらもまんま本人だが、ご愛嬌か。梅。

 芸人俳優は低迷するドラマ界を救うか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態