神田伯山さんの活躍で「講談の説明をしなくてもすむようになりました」

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 現在、東京に講談師は約70人居る。そのうち女流は6割で、40人を超す。落語家より女性が多いのだ。今回は女流の中でも新作講談を演じる神田茜にご登場願った。茜は小説家としても文学賞を受賞するなど活躍している。講談と小説、そして、母親としての苦労談も語ってもらった。まずは講談界の現状について伺おう。

「神田伯山さんがマスコミで活躍していることで、講談が認識されてきたのは確かですね。講談がどういうものかを説明しなくてもすむようになりました。講談のイメージは上がりましたが、女流にまで恩恵は及んでません。ただ、彼は講談界全体を盛り上げたいと言っているので、今後の伯山効果に期待してます」

 茜は1965年、北海道帯広市生まれ。どういう経緯で講談の道に入ったのか。

「高校時代、NHKテレビに神田山陽(2代目=故人)先生と神田紅姉さんが出ていて、紅姉さんが、『講談界は前座を募集してます』と言ったんです。私は人前でしゃべるのが苦手というコンプレックスがあったので、自分に向いていないことに挑戦するのもいいかな、と思ったのがきっかけです」

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