神田伯山さんの活躍で「講談の説明をしなくてもすむようになりました」

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 それで上京したわけだ。

「親には、文化服装学院でデザインを勉強したいと言って上京しました。入学後も講談師になることをあきらめず、電話帳で山陽先生の住所を調べて自宅を訪問したら、『講談教室をやってるから、入りなさい』と言われて、最初はそこの生徒でした」

 当時の山陽門下には、神田陽子を筆頭に、紫、紅、すみれ、香織が居て、男の弟子より女流が多い環境だった。

「姉弟子は『5人娘』として売り出してました。皆さん、元は劇団の女優で、滑舌が良くなるために、講談の稽古を山陽先生につけてもらっていたそうです。その結果、女優から講談師に転身したわけです」

 そんな中で、茜はズブの素人から入門したのである。 =つづく

(聞き手・吉川潮

【連載】講談師・神田茜大いに語る

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