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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

7.14「ゴゴスマ」の統一教会報道はいただけない ラテ版のタイトルはまるで“おとり広告”

公開日: 更新日:

 かつてのワイドショーは事件が起きれば週刊誌と競うように取材した。現場では取材方法の違いから紙媒体と衝突することもしばしばあった。それでも渦中の芸能人を一番組の独占インタビューで先を越されたこともあった。週刊誌にとってテレビはやっかいなライバルでもあった。時代が変わったとはいえ、最近はそんな勢いはない。週刊誌から題材をいただき、司会者とパネラーのやりとりだけで構成することも少なくない。週刊誌のタイトルは現場で取材した記者の成果がもたらした結果。今回のゴゴスマは「人のふんどしで相撲を取る」がごとく、ラテ版のタイトルまで安易に付けてしまう。

 往年の人気ドラマ「踊る大捜査線」の“事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ”の名ゼリフを思い出す。

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