親日家だったオリビア・ニュートン・ジョンさんの「プロ魂」 福島公演では復興祈る

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 中高年世代が胸を焦がした青春スターがまたひとり、逝ってしまった。オリビア・ニュートン・ジョンさんが米カリフォルニア州に所有する農場で、家族と友人に囲まれながら、この世を去ったという。享年73。

「そよ風の誘惑」「ザナドゥ」「フィジカル」など透明感のあるハイトーンボイスで歌ったヒット曲、学園ミュージカル映画「グリース」(1978年)のヒロインなど、70~80年代の人気は日本でも絶大であった。構成作家のチャッピー加藤氏が言う、

「歌手としてはすごく幅が広く、カントリーからダンスミュージック、清純派の曲からセクシーな曲まで歌いこなした。時には天使のように、時にはパワフルに。そしてトップスターになっても、変化を恐れず、大胆なレオタード姿を見せた『フィジカル』のPVでは、トレードマークのロングヘアをバッサリ切ってファンを驚かせた。自分がいいと思ったことは、信念を持ってやり通す。プロ中のプロでしたね」

 ことし日本発売された自伝「信じることをやめないで」では、オリビアさんの「強烈なエンターテイナー魂」が感じられるという。

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