日テレはドラマ“壊滅”の一方で…「新・信長公記」が高満足度のナゾ解き

公開日: 更新日:

 日曜夜10時30分、水曜夜10時、土曜夜10時──3枠とも世帯視聴率2ケタにほど遠く、「全滅」ともいわれる日本テレビの夏の連ドラ。

「日曜は今を時めくキンプリ永瀬廉の主演、水曜は遊川和彦氏、土曜は坂元裕二氏と実績ある脚本家をウリにしていましたが、いずれも5%に届かない回もあるという“まさか”の状況です」(テレビ誌ライター)

 日テレのドラマは〈壊滅〉なんて声が上がる一方で、〈視聴率で論じるのは無意味〉という意見もある。テレビコラムニストの亀井徳明氏も「応援している視聴者にとっては迷惑な数字で、例えば僕は日曜の『新・信長公記』を楽しんでいます」とこう語る。

「いわゆる“ヤンキーもの”は、18年に同枠で放送された『今日から俺は!!』や、前クールのフジ水10枠『ナンバMG5』もそうですが、考察とかリアリティーとか関係なく頭を空っぽにして見ているうちに、登場するキャラがだんだんいとおしくなります。ヤンキーものってどこか時代劇に通じるところがあって、中高年ほど楽しめると思うんですが」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲