日テレはドラマ“壊滅”の一方で…「新・信長公記」が高満足度のナゾ解き

公開日: 更新日:

「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は〈信長、家康、秀吉…名だたる戦国武将がクラスメイトだったら!? 武将たちが15歳の高校生になり、天下統一を目指して、いざ出陣! 青春あり! 戦あり! 学園天下獲りエンターテインメント!〉(公式HP)。科学者の手によって生まれた戦国武将のクローンが“高校生”という設定なので、純粋な歴史好きにはおすすめしにくい。

 実際、7月24日の初回放送後のネット上には、〈キンプリの子の信長はしらける〉〈高校生がみんなオッサン〉〈コントショー〉なんてネガティブな意見も多かった。

 だが、回を進めるごとに〈単純に面白い〉〈演者さんたちが楽しんでるのが伝わる〉〈個人的には今期ナンバーワン〉なんて熱く支持するコメントも増えている。

「学校の授業やNHK大河ドラマ、ゲームアプリなどで何となく人物像が浸透している戦国武将たちを、全部同じ高校生にしたというところがキモです。コスプレ好きの伊達政宗や、お調子者の豊臣秀吉らが、みんなヒロインから“君付け”で呼ばれるシュールさ。ヒロイン役の山田杏奈さんの“丸顔”も、オジサン心をくすぐります」(亀井徳明氏)

 世帯視聴率こそ芳しくないが、10~40代の“コア層”を対象にした個人視聴率や、満足度では上位に入っている「新・信長公記」。永瀬廉ファンよりもっと上の世代、オジサンの“少年心”にアピールした方が、数字も上昇するかも!?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲