著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

タレントを引退する滝沢秀明に「同窓会を開くのはどうですか?」と聞いた時の答え

公開日: 更新日:

 タッキーことジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(40)が突然、10月末で退社したことが大きく報道された。「タッキーが辞めた、エエーッ、まさか……」と驚くばかりだった。

 2018年末にタレント活動をやめて、後進の育成を中心に裏方に徹してきた。彼はコロナ禍の中、コンサートがすべて中止となった時に、いち早くライブをオンライン配信し、グッズも通信販売して利益を上げた。コロナ以前から彼が準備してきたことが生きた形だった。

 そして、今や大人気となった「SnowMan」と「SixTONES」をCDデビューから紅白出場にまで導いている。ジャニーズ事務所にとっての功労者と言ってもいいだろう。

 4年前、タッキーは故・ジャニー喜多川さんに「タレント活動をやめて、ジャニーさんの傍らで勉強し、後を継ぎたいと申し入れ、ジャニーさんは非常に感激した」と聞いている。

 ジャニーさんが思いのほか、早く亡くなって大きなショックだったようだが、“ジャニーイズム”を残していくのは自分だという思いは強かった。タレントの育成に成功しだしていたが、彼はさらに強く、「他のデビュー前の数あるユニットのジャニーズJrたちも、何とかして日の目を見させてあげたい」と考えていたようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった