著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

八木莉可子の魅力は、洗練された都会っぽさと素朴さをバランス良く兼ね備えること

公開日: 更新日:

 八木莉可子は、2001年7月7日生まれ。2016年に大塚製薬「ポカリスエット」のCMに当時14歳で起用され、綾瀬はるか川口春奈中条あやみらを生んだそれまでのシリーズとは雰囲気が違う、高校生たちと激しいダンスをする新路線が10代からの支持を集めた(現在は中島セナが出演)。

 2021年にはファミリーマートの創立40周年記念アンバサダーとして、CMで玉木宏吉田鋼太郎と共演した。

 デビュー当時の八木莉可子にインタビューしたことがあるが、当時から身長169センチの大人っぽい見た目と、屈託なく笑顔を見せる明るいキャラクターのギャップが印象的で、「(学校では)いつも笑っていて、“じっとしてられないの?”って言われます(笑)」(「日経エンタテインメント!」2016年7月号)と話してくれた。

 現在は「揖保乃糸」、NEXCO中日本(中日本高速道路)“移動の楽しさ”編のCMに出演中。

 NEXCO中日本のCMでは、鳥の背中に乗って空を飛び、高速道路を移動する人々の様子を眺める。透明感がある横顔が印象的で、八木莉可子の出演CMの中でもベスト3に入る好作品だ。

 美しくて、素朴。八木莉可子は、滋賀県を代表する名所・琵琶湖に沈む夕日を彷彿させる魅力を持った女優だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃